【秘湯発掘】大分県 観海寺温泉 いちのいで会館【コバルトブルーのにごり湯】

温泉紹介
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こんにちは。モガミです。

今回は、全国的にはマイナーではあるものの、強くお勧めしたい温泉を紹介する企画「秘湯発掘」の第2弾として2019年10月に訪問した大分県の観海寺温泉いちのいで会館さんを紹介します。

基本情報・アクセス

観海寺温泉 いちのいで会館さんは、大分県別府市にある温泉施設です。別府温泉郷は解説が不要なほど有名な温泉地ですが、都市部や主要観光地から外れた場所にあり、極めて珍しい特徴を持つ割にはマイナーな部類に入るかと思います。

基本的には車でのアクセスが便利であり、JR別府駅前より車で約7分、別府ICより車で15分の距離(公式サイトより)です。

住所:〒874-0829 大分県別府市上原14-2 

温泉の特徴

珍しいコバルトブルーの温泉

最大の魅力といっていいのが、温泉が美しいコバルトブルーをしていることです。温泉には茶褐色、白、黒、緑など様々な色のにごり湯がありますが、きれいな青色をした温泉は全国的に極めて少ないです。 この現象は、この温泉が高温の温泉かつシリカ(メタケイ酸)が多く、時間経過と共にシリカ成分がコロイド化することにより、光の反射(レイリー散乱)により青く色づいているためとのことです(参照元:純温泉協会)。

美肌効果が期待できるメタケイ酸が豊富

泉質名は「ナトリウム・塩化物温泉」ですが、上記のとおりメタケイ酸が250mg/l以上含まれています。

メタケイ酸には保湿効果による美肌効果があると考えられており、ナトリウム塩化物泉には湯冷めを防止する効果が期待できるので、特に女性にとっては嬉しい温泉となっています。

施設の入り口付近には源泉が噴出している場所がありました(2019年撮影)

別府の街並みを一望できる景観

露天風呂が「景観の湯」の名前を冠しているとおり、高台に立地しているため、別府の街並みや別府湾を一望することができるのも魅力の1つです。

いちのいで会館に向かう道中で撮影した別府市内の様子(2019年撮影)

【休止】入浴後にいただく「だんご汁定食」が美味しい

現在はお食事の提供休止されているとのことですが、私が訪問した際は入浴と定食がセットになっていました。

正直、温泉を最大の目的にして訪問したため、失礼ながら、お料理はおまけぐらいの思いでいただいたのですが、おにぎりと一緒に食べるだんご汁が驚くほど美味しかったことが強く印象に残っており、機会があれば、またいただけると嬉しいなと思っています。

だんご汁(2019年撮影)

こんな方におすすめ

観海寺温泉 いちのいで会館さんは、ずばり全国的に貴重なコバルトブルーの温泉を視覚的に楽しめる方、美肌の湯に興味がある方におすすめです。

個人的な意見ですが、私は5感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)を刺激してくれる温泉ほど普段のお風呂との違いから「ああ、温泉に入っているんだな~」という特別感が感じられるため、視覚的に楽しめるにごり湯が大好きです。

温泉好きの方、特ににごり湯ファンの方には特におすすめの温泉です。

周辺の自然と癒しスポット

最後に、いちのいで会館周辺の自然の力や自然の豊かさ、癒しに関係する観光スポットを紹介します。

べっぷ地獄めぐり

定番ではあるものの、やはり7つの特徴的な温泉地獄を巡るべっぷ地獄めぐりは、別府に来たならばはずせません。

コバルトブル一で98度もある海地獄、酸化鉄の成分で噴気までが赤い血の池地獄、一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する龍巻地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄の7つをすべてめぐるのはなかなか大変ではあるものの、お土産やグルメ、足湯などと組み合わせれば1日中楽しむことができます。

別府という地域の極めて高い温泉力を感じることができるはずです。

参照元

いちのいで会館 – 別府市~観海寺温泉

【純温泉】大分県 観海寺温泉「いちのいで会館」 | 純温泉協会

別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)

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